なぜ白髪になるの?美容師がわかりやすく教える原因と対策!!【新宿御苑美容室Elilume from zacc エリルミーフロムザック 高沢和樹】

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【新宿御苑美容室Elilume from zacc エリルミーフロムザック 高沢和樹】です♪
大人の髪悩みランキング第一位!白髪!
今も昔も白髪のお悩み相談はつきません。。
最近ちらほらと出始めて気になっている。。。
白髪が年々多く出てきて今のままのカラーやケアで良いのか不安。。。
今回は白髪のお悩みや疑問にお答えするべく!!
なぜ白髪になるの?美容師がわかりやすく教える原因と対策!!
まとめてみましたのでぜひ御覧ください♪
目次
なぜ白髪になるの?
白髪ってなんなんだろう?
様々な白髪の原因は考えられますが、
とても個人差があるので一概には言いづらい点がありますが
一般的に白髪は、老化現象の一つであると考えられています。
老化と聞いて肩を落とし、ため息をついているそこのあなた!
このあとも聞いてくださいね(´・ω・`)
日本ヘアケアマイスターブックに記載されている
日本人の白髪に関する統計学的調査によると、
男性30〜34歳
女性35〜39歳
その付近から白髪が急増することがわかっています。
つまり30代に入ってから白髪がちらほら出てきたりすることは
いたって自然!!自分だけじゃないわけです!!
確かに若いうちから白髪が気になる髪質の方もいらっしゃいますし
40歳になってもほとんど生えない方もいらっしゃいますが
それは個人差!!人と比べたくなるお気持ちもわかりますが(T_T)
大切なのは白髪とどう付き合っていくかということなんじゃないでしょうか?
なぜ白髪になってしまうのかというと
毛髪の生成サイクルが変化することが考えられます。
- 色素細胞(メラノサイト)がなくなってしまうこと
- メラニン色素の合成に関わる酵素(チロシナーゼ)の量の低下
- メラニン色素の毛母細胞への受け渡しが滞ること
これらの要因により生じると推測されています。【ヘアケアマイスターブック 6章参照】
お客様からの質問で多くいただくのは
「一度白髪になると二度と黒くならないのか?」
というと、そでもありません!!
加齢や老化などの原因による白髪でない場合は、
- ビタミンA、ミネラルなどの栄養素をきちんと摂取する
- ストレスをなくす
これで黒髪に戻る場合もあります!
また、最近話題の【ブロコリースプラウト】には白髪改善に期待されるのがスルフォラファンの抗酸化作用があり、血流悪化の原因の活性酸素をスルフォラファンが抑制する事がわかっています!
「白髪を抜くと増える」
ということも耳にしますが、
実際にそんなことはありません!!
出はじめた白髪を抜いてしまうので、なんとなく目立つと感じるようです!!
それよりも無理に抜くことで、毛根に負担をかけることが心配です!
全体を染めるほど白髪がない。その場合、そっと根本から切ってあげてください。
白髪は出始める時期やその量、場所も、個人差があります。
年齢ではなく、経験を重ねた証かもしれません。
白髪染めの薬剤とおしゃれ染めの薬剤のちがい
「白髪染め」と聞くとなんだか抵抗があるように感じるひとも多いのでは?
これまで髪を茶色に染めていたのは「おしゃれ染め」や「ファッションカラー」と呼ばれるもの。
サロンでは白髪染めのことを「グレイカラー」などと呼んでいますが、
いったい何が違うのかお伝えします!
白髪染めと聞くと特別な薬剤のように思いますが、おしゃれ染めと成分や仕組みは同じ!
種類も薬事表記で「酸化染毛剤」と呼ばれると同じグループ。
ただ、黒を明るい茶色に染めるのと、白を黒っぽく染めるのでは染料の濃さが違ってきます!
コーヒーを黒髪、牛乳を白髪だと思ってください。
コーヒーに牛乳を少し入れれば、茶色っぽくなりますが、
牛乳をこげ茶にしようと思うとかなりコーヒーを入れないとダメですよね。
白髪を茶色や黒にしようと思うと染料が濃くないと染まらないということなんです。
同一人物でも、黒髪と白髪を比較すると
白髪の方がCMCと呼ばれる脂質が多い傾向にあります。
脂質が多いということは、
白髪は薬剤をはじきやすく、染まりづらいということなんです!!
サロンカラーとホームカラーの違い!!
サロンで使用する薬剤と市販品との大きな違いは成分量。
市販のカラー剤は誰がやっても、
どんな髪質でも染まるように決められた範囲内で
MAXの成分量が入っているものがほとんど。
簡単に言えば薬剤が強いのです。
染料を髪内部に浸透させるためには、まずキューティクルを開く必要があるのですが、
そのアルカリ剤も強くなっていて、染料もしっかり染まるように濃くなっています。
アルカリ剤は髪や頭皮にダメージを与えるもの。
サロンなら専用の除去剤を使用するなどアフターケアもできますが、
セルフではそこまでできないので、どうしても髪へのダメージは避けられません。
また、アルカリ剤が頭皮に残ると白髪やうねり、ちりちり毛の原因になるといわれています。
もとのベースの髪色に左右されてしまうので、見本のような髪色になるとは限りません。
こんな色にしたいな~と選んでも全然違った!ということもよくおこります。
「自分で染めたら暗くなってしまったので明るくしてほしい」とサロンに駆け込んでくる人も多いです。
一度、暗くなった髪を明るく戻すのはサロンでも大変。。。
ホームカラー剤の色バリエーションが7~8種類に対し、
サロンは明度と色味で約50色。
だから、その方に似合う最適な色を選ぶことができます。
白髪は時間をかけないと染まりにくいのですが、
Elilumeでは薬剤も刺激の少ないやさしいものを選んでいるので、
髪や地肌に負担が少なく、色持ちも長続きするんですよ♪
白髪染めは塗り分ける技術力が大事!
薬剤が違うのは当然といえば当然ですが、一番の違いは技術力。これに尽きます。
美容師は国家資格ですし、薬剤についてもしっかりと勉強をしています。
ヘアカラーを任されるまでには練習を重ね、
サロン内でのテストに合格しないとお客さまの髪をさわることができないので、
技術もしっかりとしているのは当然です。
家で染めようと思うときは、根元の数センチが気になるというときが多いと思います。
ただ、自分で根元だけ塗ろうと思っても上手にはできませんよね。
塗ったところと塗らないところの境目が目立つ恐れもあるし…。
そうするとつい毛先まで塗ってしまいがち。
毎回、根元から毛先まで染めていると、どんどん毛先のほうだけ暗くなり色ムラができてしまいます。
はっきりと目に見えなくても、髪は地層のように色が異なり層になっていくのです。
成分が濃いので髪へのダメージも蓄積され、パサパサ、ちりちり毛になってしまいます。
毎回、思いっきりキューティクルを開いていれば髪内部の成分も流れ出てスカスカな髪になってしまうのです。
ダメといわれても、ヘアサロンに行く時間がない!
そんな人は応急措置としてセルフカラーをしたくなりますよね。
そんなときの注意点を教えます!!
・クリームタイプを選ぶ。泡タイプは簡単そうに思えるが、塗る範囲が広くなりダメージが大きくなる。
・気になる顔まわりと表面だけにカラー剤を塗る。
・カラー剤を塗るときは手早く!ここで時間がかかるとどんどん染まってしまいます。
・染まりすぎを防ぐために放置時間は長く置かないこと! 説明書に書かれている時間よりも短く終わらせる気持ちでいたほうがいい
・カラー剤はしっかりと流す。
白髪の悩みはプロ(美容師)に相談するのが一番いい!
最近ではなんでもネットで調べて情報が得られますが
ネットの情報はあくまで万人向けであり、
あなたの為だけの情報ではありませんよね。
白髪染めもそのひとつ。特に薬剤を使うわけですから、
調べた情報をもとに担当してくれている(美容師)に相談して髪の状態を判断してもらい
適したもので染めるのが一番。
薬剤が残らないようにケアもしてくれますし、アレルギーについても対策をしてくれます。
根元が気になるなら、リタッチやポイント染めといったメニューで対応できます。
時間も料金も全体を染めるよりはかからないので、お手軽です。
「白髪=白髪染め」ではなく、
その人の髪の状態やなりたいイメージに合わせて最適な施術を考えてくれるのもヘアサロンならでは。
ヘアサロンは緊張する、上手に話ができないという人もいますが、
髪の病院だと思って気になることを伝えるようにしましょう。
伝えたいことをスマホなどにメモをしてまとめていけば、スムーズに話ができるはずです。
せっかく時間もお金もかけるわけだから、どんどん活用しないと損ですよ!!
美容師さんは忙しそうで、質問したら邪魔しちゃうかな。。
技術に集中しているしあとにしよう。。
そのようなお気遣いも嬉しいところでもありますが^^;
気になったことはその場で解決!!
これに尽きます。
美容師さんもお客様からの質問は嬉しいものですし、
悩みに応えたい!そう思っている方がほとんどだと思いますので
お気軽にご相談くださいね♪
Elilume 高沢和樹でした\(^o^)/