これがヘアケアの近道かもしれない!髪の毛を知り、髪をケアする!代表的な髪のダメージ5つ!
なんだか最近、髪の毛が傷んだ気がする。。。
毎日シャンプーして、乾かして
忙しい毎日に追われながらも頑張っているはずなのに。。
っていうか、髪の毛ってなんなの?
私の髪は痛みやすい気がする。。
よく考えてみると、当たり前に触っている髪のこと
全然知らない!!
髪とはなんなのか知ることにより、
傷む原因が見えてくる。
根本的な理由や原因がわかれば
必要なこともみえてきます!!
ちょっと知ることでそれがヘアケアへの大きな一歩になること間違いなし!!!!
ブログを御覧いただきありがとうございます。
新宿御苑の豊かな緑と優しい光が差し込む
アットホームでお洒落な美容室
Elilume from zacc (エリルミーフロムザック)
Hair Creater 高沢和樹(タカザワカズキ)です。
今日のテーマは
髪の構造を知る
そして
ダメージの原因を知る
それがヘアケアへの近道かもしれない!!
ということで、
さっそくいってみましょー☆☆
まず髪の毛ってなんなのか?
「髪の毛って日に日に伸びるけど、そもそも髪の毛ってなんなの?」
タカザワも美容師になるまでよくわかっていませんでしたし
考えたこともあんまりなく、
髪は髪だろ!!
って位にしか思っていませんでした。。。w
自分がくせ毛で髪質が難しい事からどうにかならないものかと日々の想いから
美容師として10年間、様々な経験や勉強に取り組んできた結果
リアルな髪の構造を知ることが
正しいヘアケアを取り組む理由になる!!
風邪を引いた時に
闇雲に薬を飲むのではなく、
調子が悪いのが、喉なのか、鼻なのか、熱なのか
狙いを定めてアプローチする方が早く治りますもんね!!
髪も同じ!!!
そこから話を説明したほうがイメージしやすいかと思いますので
お付き合いください。
ではいきますよー!!
髪の毛は肌の角層が変化したもの。
髪の毛はタンパク質で構成されているというのは有名ですが、
正確にはタンパク質の1種であるケラチンが髪の毛を構成しています。
そして、このケラチンタンパク質が髪の毛の99%を構成しています。
髪は、爪と同じように肌の角層が変化してできたもの、
つまり死んだ細胞の集合体が髪の毛ということです。
こんな風に聞くとなんだか寂しい気持ちにもなりますが。。。笑
毛母細胞が分裂した後、角化して毛髪となって頭皮から押し出されるように、
1年間に10cm以上、長いものは6年以上伸び続けます。
肌の表皮は、およそ4~6週間で新しく生まれ変わりますが、
髪は伸びている間、その構造のままで、自己修復機能はありません。
痛みなどの感覚がないので、つい負担をかけてしまいがちですが、
髪は一度傷めると自然には元に戻りません。
髪は一度痛めると自然には元に、も、ど、り、ません。
はい。ここ重要なので2回言いました。
毛先ほど、損傷が進みます。
ですから、髪のケアで大切なのは、まず傷めないようにすること。
傷んでしまったら、よりていねいなケアをして、傷みを進行させないことが大切です。
髪の構造を知ろう。
1本の髪は、大きく分けると3つの層からなり、
髪の毛のイメージはよく海苔巻きに例えられるのですが
一番外側の海苔の部分をキューティクル、
中間部のごはんの部分をコルテックス、
中心部の具材の部分をメデュラといいます。
キューティクル
一番外側のキューティクルは、かたいタンパク質が主成分。
半透明のうろこ状のものが平たく4~10枚重なって、髪の内部組織を守る働きをしています。
各層の表面には、キューティクルを保護する脂質成分「MEA(18-メチルエイコサン酸)」
が存在しています。
MEAは最表面にあるため、摩擦にさらされ損なわれやすいのですが、
髪のツヤや感触を左右しています。
コルテックス
髪の85~90%を占めるコルテックスは、繊維状のタンパク質が主成分。
この部分のタンパク質・脂質の構造や水分量が、髪の柔軟性や太さに影響します。
また、主にこの部分に含まれているメラニンの種類と量によって、髪の色が決まります。
メデュラ
髪の中心にあるメデュラは、やわらかなタンパク質が主成分。
外的な刺激で空洞ができやすいのが特徴です。
ここに空洞がたくさんあると、
透過する光が散乱して、髪が白っぽく色褪せて見えることがわかってきました。
想像してもらいたいのはどのような海苔巻き(髪の毛)が理想的か
海苔巻きを食べる時に(髪を見る時に)
表面の海苔がグニャグニャでは見栄えは悪いし
ご飯がボソボソしてて、均等になっていないのも食感悪いし
やはり具材。これがないと話になりませんよね。
それぞれに重要なポイントがあり、
バランスが悪いと海苔巻きとして食べたいとも思えないですよね。
髪も同じ。。。。
3つの構造のバランスが取れていないと
美しく、扱いやすい、綺麗な状態で保つのは難しいということです。
髪のダメージの原因
髪の毛ってなんなの?で伝えたように
⇛髪は一度傷めると自然には元に戻りません。
はい。
まず傷めなければあなたの髪は健やかな綺麗な状態でいられるということです。
なので髪がダメージする原因を知ることにより
そうしないことが一番のケアになることに繋がりますね。
ではダメージの原因をお伝えします。
1紫外線によるダメージ
髪が紫外線を受けて火傷状態になるダメージ。
紫外線を浴び続けることでキューティクルが損傷を受け、メラニンが壊れ、髪が少しずつ明るくなります。
対策⇛
UVカット効果のあるヘアケアグッズがあることをご存知でしょうか?
ぜひ活用をオススメします。
日焼けを防ぐには、日焼け止めを塗るのが一番効果的です。
髪用のUVカットスプレーを使うと出かける前にスプレーするだけなので便利です。
洗い流さないタイプのトリートメント使う方法も良いでしょう。
紫外線を防げる上に、髪のツヤを出すこともできます。
べたつかず、保湿効果の高いヘアオイルがオススメです。
2ヘアカラー(ブリーチ)、パーマによるダメージ
化学的なダメージ。
過度な強さのパーマ剤やブリーチ剤の
アルカリ剤や還元剤の成分でキューティクルがはがれ
毛髪内部の栄養分が流出してしまいます。
対策⇛
過度の強さの薬剤を避ける。
セルフでのカラーリングはしない!!
3ヘアアイロン、ドライヤー等による熱のダメージ
熱でタンパクが変性してしまうダメージ。
生卵を熱するとゆで卵に固まるように、
キューティクルやコルテックスが固まってしまいます。
対策⇛
熱を髪に当てる前に熱から守ってくれる
ヒートプロテクト処方のトリートメントをつける!!
4カットによるダメージ
物理的なダメージ。
切れ味の悪いシザーでカットした髪の断面は内部がむき出しになるので、間充物質が流出しやすく、
パサつきの原因になります。
対策⇛
目の前にある文房具バサミで髪を切るのはやめたほうがいいです!
前髪だけでも、毛先が暴れだしますよ!
美容師さんのシザーは髪を切るために特殊な加工がしてあるのです!!
5ブラッシングによるダメージ
これも物理的なダメージ。
濡れている髪の状態ブラッシングをしすぎると
キューティクルがはがれてしまい、ダメージします。
キューティクルは薬剤でなくても水に濡れた状態で開きますし、膨潤します。
そんな無防備なところに力強くブラシやクシでとかしてしまうと
キューティクルは魚のウロコをはがすごとく
ぼろぼろと損傷していってしまうのです。
対策⇛
濡れた状態で密度の高いブラシで乱暴に引っ張るのはやめましょう!!
引っかかりやすいひとはとかしてあげる前にオイルなどですべりをよくしましょう!!
ダメージさせても傷んでないように見える人がいる
「私のお友達には
カラーリングでブリーチしたり
毎日アイロンで巻いたり
ドライヤーで髪を乾かしてなくても
ツヤツヤな人がいるんだけど。。。。」
いますよね。そういう方。。。
でも決っっっっっっっっして真似をしてはいけません!!!!!
素手で大谷翔平選手の160kmのストレートをキャッチするような
裸足でボーリングの玉でサッカーをするような
そのくらい危険で真似してはいけないことです。
ケアしなくてもツヤツヤなひとは
キューティクルの枚数が多く、硬く、しっかりしていて直毛ストレート
である場合が多いです。
髪のツヤはあくまで光の反射が均一に起きている状態。
そんなツヤあったとしてもケアが出来ていない髪は
内部がボロボロでスカスカ
髪が乾かない、ダメージ毛なんて場合もあるんですよ。
ダメージの原因って結局ほとんど美容室の施術じゃん!!!!
このブログを読んでそこに気がついた方は
大変優秀です。褒めてあげたい。
そうなんです。
美容室でヘアケアを考えず
髪の状況おかまいなしでガシガシと施術された日には
せっかく綺麗に行ったのに、それがダメージの原因だったなんて。。。。
だけどカットもカラーもパーマやストレートパーマをせずに
綺麗で美しく見せたい自分の理想に出来るのかって話なんですよね。。。
だから、美容室や美容師さん選びは重要なんですよね。
見せかけだけのアプローチじゃなくて
この美容師は本気で自分の髪を大事にしてくれる気持ちあるの??
長い付き合いをしていける
信頼できる自分の髪のパートナーでいてくれるの??
その知識や経験はちゃんとあるの??
楽しいお話をしてくれる。私の話を聞いてくれる。
可愛い。イケメン。お洒落さん。
そこも美容師としては大切ですが
なによりあなたの大切な髪を本気で考えて対応してくれるのか
自分の理想の髪型と
自分の今の髪の状態と
自分に適した施術や薬剤を
上手く融合させてくれるのか。
そんな美容師さんに出会いたいですよね。
少しはなしはそれましたが、
美容師選びも大切なヘアケアなんですよね。
なんだかここ数年、自分の髪がなんだか上手くいっていないなと
感じる人は美容師さんに相談時ですよね。
髪のプロに最適なヘアケアを教えてもらって
自分が出来るヘアケアをいち早く取り入れちゃいましょう!!